彼も楊州市民の一員
楊州は「基地の町」ということで、市民の中には複雑な感情を持つ人もいる。それだけに、第26師団としては、楊州という地元で軍を積極的に広報していかなければならないのである。
今回の機甲捜索大隊の無事故記録も市民にアピールする恰好の材料になるが、それ以上に大きいのは師団の中の軍楽隊にユンホが所属しているということだ。
彼ほどの韓流スターが楊州に住んでいるということで、市民も好印象を持っている。それだけにユンホも、師団内の公式行事だけではなく、民間交流の場でも積極的にパフォーマンスを披露しているし、特に楊州市民が集うイベントによく参加している。それは、ユンホ自身も今は楊州市民の一員であることを自覚しているからだろう。
彼の除隊は来年4月である。
それまで彼は第26師団に所属していることに誇りを感じて、軍楽隊の活動を熱心に行なっていく。
文=「ロコレ」編集部
写真=M.Takahata