注目の記事 PICK UP!

康熙奉(カン・ヒボン)の「日韓が忘れてはいけない人13」

このエントリーをはてなブックマークに追加

相模国の開発は成功

かつて、若光が率いた一団は、東国開拓の目的を遂行するために、相模国の各地に移り住んだ。

「大磯町史」(編集発行は大磯町)によると、朝鮮半島にゆかりのある神社が神奈川県には多いという。

小田原市の白髭神社、平塚市の駒形神社、秦野市の加羅古神社、箱根町の三つの駒形神社、伊勢原市の白髭神社、鎌倉市の駒形神社、横須賀市の白髭神社、三浦市の白髭神社などだ。




こうした地名を見ていると、ほぼ神奈川県の全域に及んでいる。それほど若光の一団の活動範囲は広かったということなのだろうか。

幸いに、若光の一団による相模国の開発は大成功だったようだ。朝廷は若光の手腕を高く評価して、新たな使命を与えた。それが武蔵国(現在の東京都と埼玉県)における高麗郡の創設である。

当時の行政区域の中で、「郡」は「国」に次ぐ大きな単位である。しかも、高麗の名をつけた郡を武蔵国に新設するくらいだから、よほど高句麗系の渡来人を頼りにしていたのだろう。(ページ3に続く)

ページ:
1

2

3 4

関連記事

  1. ピアノの音色が心地良い『ドドソソララソ』

  2. 韓国人の姓名の付け方(前編)

  3. 韓国でいつも人気が高いハンジュンマク!

  4. 1.05の衝撃!韓国は世界で最も極端な少子化社会

  5. 韓国時代劇をさらに盛り上げる『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』!

  6. 韓国のビックリ/特選R「現代の韓国にも受け継がれている食文化」

  7. 韓国の生活事情「食事の作法」

  8. 果物や野菜をよく食べる習慣!

  9. 韓国時代劇に興味を持ったらぜひ読みたい『1冊でつかむ韓国二千年の歴史と人物』!

PAGE TOP