新大久保の職安通りにあって、19年間オープンしていたコリアプラザが7月31日をもって閉店した。この店で、韓流関連の雑誌・CD・DVDやスターのグッズを買ったことがある人も多かっただろう。
韓流人気の凄まじさを象徴
2003年以降に韓流ブームが起きたとき、コリアプラザはまぎれもなく新大久保の名所の一つだった。
当時の店は、同じ職安通りでも今より山手線のガードのほうに近かった。
光景として覚えているのは、冬ソナ人気が最高潮のときは、コリアプラザの2階の雑誌売り場が人でごった返していたこと。人とぶつからないで店内を歩くことが難しいほど繁盛していた。
それで、現在の場所に移して店を拡張したのだろう。コリアプラザの隆盛は、そのまま韓流人気の凄まじさを象徴していた。
ただし、韓流ブームが相変わらず続いていても、少しずつコリアプラザから客が減っていった。理由は、オフィシャルのグッズ販売にこだわったことではないのか。
当時、私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)は、『愛してる韓国ドラマ』という雑誌の編集長をしていて、読者プレゼントの景品用グッズをよくコリアプラザに買いに行った。
韓流スターに関連した様々なグッズ……クリアファイル、タオル、フォトカード、ノートセット、カップなどがすべて公式のもので安心して購入することができた。(ページ2に続く)