噂の映画『暗殺』がついに日本初公開!

このエントリーをはてなブックマークに追加
sub10

1930年代の京城(今のソウル)が舞台になっている

壊せば壊すほど面白くなる?

観客動員数は1270万人。韓国人の4人に1人が見た計算だ。チェ・ドンフン監督は2作続けて記録的な大ヒットを記録したことになる。

さらに、この監督が凄いのは、『10人の泥棒たち』で得たであろう大金を、『暗殺』の制作費として惜しげもなく使ったことである。

彼はこう言っている。

「映画でお金を儲けたいなら、このように(『暗殺』のように)撮影してはいけません」

なんと痛快な言葉だろう。

逆に言えば、スッカラカンになる覚悟で『暗殺』では経費をかけまくったということだろう。




確かに、映画の中の街並みが凄い。

よくぞ、ここまで再現したと思う。

しかも、それをアクションシーンで破壊しまくっている。街並みだけではない。集めた貴重なクラシックカーも次々に吹っ飛んでいる。

「すべてぶち壊せ。街も車も……。壊せば壊すほど映画が面白くなる」

そんなチェ・ドンフン監督の叫びが聞こえてくるような気がする。(ページ4に続く)

ページ:
1 2

3

4

関連記事

  1. 『二十五、二十一』総力特集「第9回・別れる理由」

  2. 珠玉のドラマ探訪9『Mine』

  3. 今年上半期の話題作5『二十五、二十一』

  4. 最高のスタートを決めたイ・ビョンフン監督最新時代劇『獄中花』

  5. 『麗<レイ>』の注目すべき見どころは?

  6. 不朽の名作『麗〈レイ〉』はここが凄い!

  7. 珠玉のドラマ探訪7『こんにちは?私だよ!』

  8. 今年上半期の話題作1『その年、私たちは』

  9. 珠玉のドラマ探訪4『名もなき英雄』

PAGE TOP