プロ野球の試合が息抜きになった
兵役の軍務を終えて、ソン・ジュンギは2015年5月26日に除隊した。その日は、高城までファンが出迎えていたが、彼は取材陣のインタビューに答えて、次のように語っていた。
「韓国の男性なら誰でもする軍隊生活なので、特別なことはありませんでした。言ってみれば、遅い年齢で入隊したということだけですから……。ただ、今は久しぶりにカメラを見たので戸惑っています。みなさん、こんな遠くまで来てくださって、本当にありがとうございます」
報道陣から「つらいことはなかったですか?」と尋ねられたソン・ジュンギは、こう答えていた。
「つらいことは特になかったですね。空気もいいし、朝起きて運動もするので健康によかったですよ」
「むしろ私は最前線で生活をして、俳優というより人生において良い経験になったと思います。1年9か月間、とても貴重な経験をしました」
さらに、ソン・ジュンギは「入隊する前と後で何が変わったか」と尋ねられて、「20代から30代になったというのが一番大きな変化です」と笑いながら言ったあとで、こう付け加えた。
「体力がつきましたね。相対的に年下の友人たちと生活しましたが、負けたくなかったですからね。なぐさめになったのは、野球ですね。野球の試合を一つも残さず見ていました。特に、ハンファ・イーグルスが大きな力になったようです」
そう言って好きなプロ野球チームの名前をあげた。彼にとって、休憩時間にプロ野球の試合を見ることが本当に息抜きになったことだろう。
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