話題の『師任堂 The Herstory 』
韓流トップ女優のイ・ヨンエがソン・スンホンと共演するドラマ『師任堂 The Herstory 』が大変な話題となっている。『宮廷女官 チャングムの誓い』でアジア各国から絶大な支持を得たイ・ヨンエの久しぶりのカムバック作品だけに、注目されるのも当然かもしれない。
完全事前制作で撮影が進められていて、今年の下半期に韓国・日本・中国で同時放送される予定になっている。
そもそも、ドラマの中でイ・ヨンエが扮する申師任堂(シン・サイムダン)とはどういう女性だったのだろうか。歴史の中の彼女にスポットを当ててみよう。
申師任堂は朝鮮王朝時代の1504年、5人姉妹の二女として生まれた。幼い頃から優れた感性を持っていた彼女は、7歳になると絵を好んで描くようになった。申師任堂の描く絵を見た祖母は、彼女の才能に驚き、当時では高価だった紙を買い与え、積極的に成長を見守っていった。
そのかいもあり、申師任堂はその才能をメキメキと伸ばした。
申師任堂が描いた絵に関する逸話がある。
あるとき、申師任堂が紙にイナゴの絵を描き乾かしていると、それを本物と勘違いした鶏が、絵の中のイナゴを食べようとしたのだ。それほどまでに、彼女の絵画の才能は優れていた。(ページ2に続く)
平昌五輪開催の江陵(カンヌン)!ここは申師任堂(シンサイムダン)の故郷