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韓国の日常生活「布団」

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韓国ドラマを見ていると、対比させるようにかならず裕福な豪邸と庶民的な家庭が出てきます。豪邸ではベッドで寝ていますが、韓国人の中でそれは少数派でしょう。庶民的な家庭では「オンドル部屋に布団」というのが一番多いはずです。そんなときは、何を着て寝るのでしょうか。

韓国の布団は大きめにできているものが多い




冬でも上半身がハダカ?

オンドルは床暖房です。
冬でも部屋の中がポカポカします。
そんなこともあって、オンドルで寝るときは布団もうすいもので十分です。韓国ドラマを見ていて日本の人が「冬でもなんであんなに布団がうすいの?」と感じるのは、オンドルが決定的に影響してします。
実際、韓国は日本より寒い国です。しかし、家は冬に備えて造られているので、オンドルを使えば、とにかく家の中は暖かいです。
それで、冬でもうすい布団に寝て、あとはパジャマを着ます。
男性の場合なら「上はTシャツかランニング、下は半ズボン」ということも多いようです。さらには、韓国では冬でも上半身がハダカのまま寝る人が結構います。それが一番気持ちがいい、と韓国の男性はよく言います。
それもすべてオンドルのおかげです。あの暖かさは経験してみないとわからないでしょう。




しかし、春から秋にかけてはオンドルをつけません。その場合は、どのような服装で寝るのでしょうか。
韓国には日本の浴衣のようなものがありません。
それゆえ、春から秋にかけては、女性はパジャマ、男性はパジャマかTシャツというのが一般的でしょう。
特に、決まりがあるわけではないので、自分が一番リラックスできる服装でみんな寝ています。
それから、韓国では、1つの布団で2人が一緒に寝るというケースがとても多いのです。たとえば、旅館に男性2人で行っても、用意してくれる布団は1組です。それは、同性の友人同士なら、1つの布団で寝るのが当たり前だからです。
日本ではそういう習慣はありませんが、韓国で友人同士が別々に寝たら、「水くさい」ということになるでしょう。
なお、2人が一緒の布団で寝ることを想定して、韓国の布団は、かなり大きめにできています。

文=「ロコレ」編集部

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