社会服務要員の日常生活はどうなるか

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韓国の兵役制度によると、兵役対象者が徴兵検査で1級から3級までに判定されると現役兵となる。そして、持病や精神面などを理由に4級の判定を受けると、社会服務要員となって軍務の代替服務をする。それが社会服務要員だ。




普通の社会人とは違う

社会服務要員になると、軍隊の代わりに公的機関で勤務を行なう。その公的機関というのは、役所や福祉施設などのことである。
この社会服務要員が各師団に配属されている兵士たちと一番違うのは、自宅から通勤できるということだ。
平均的な勤務は午前9時から午後6時まで。昼食時間の1時間を除いて1日8時間勤務というのが原則である。
そして、残業はほとんどないので午後6時過ぎには退勤できる。
つまり、午前8時半ごろに出勤して午後6時半ごろに退勤するというのが、一般的な社会服務要員の毎日である。
顔と名前が知られているスターが電車で通勤するというわけにもいかないだろうが、自宅から通えるというのは精神的にも大いに助かる。
なお、退勤後の夜に友人たちと食事に行ったり、酒を飲んだりすることは可能だ。ただし、羽目を外しては絶対にいけない。普通の社会人とは違うのだ。




1週間の勤務は40時間というのが原則になっていて、土曜日と日曜日は休日となる。休暇もしっかり使える。
芸能界で忙しく活動してきた人にとって、社会服務要員の期間は意外と時間的な余裕が生まれるので、復帰後のビジョンをじっくり考えることもできる。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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