BTSのJINが入隊する第5師団とは何か(前編)

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BTSのJINは、京畿道(キョンギド)・漣川(ヨンチョン)郡の師団で新兵訓練を受ける。ここにある師団といえば、非常に重要な任務を帯びている第5師団である。歩兵の精鋭部隊が揃っている。

韓国軍が守っている軍事境界線の南側




鍵部隊と呼ばれる

第5師団は京畿道の漣川郡にある。
韓国で京畿道というのは首都圏をさしているが、漣川郡は首都圏というイメージからは、はるかに遠い。
なにしろ、京畿道の最も東北側にあり、東側は江原道(カンウォンド)だ。
そして、北側は軍事境界線である。民間人が立ち入りできない地域もかなりあるのが漣川郡なのだ。
この漣川郡で新兵訓練をするというのは、たとえば韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所での訓練と比べると、緊張感がかなり違う。
それだけに、ここで新兵訓練を受ける人は、さらに気を引き締めて第5師団の新兵教育隊に入所するに違いない。
なお、第5師団は歩兵部隊の集まりだ。
別名で「鍵(かぎ)部隊」とも言われている。




この場合の「鍵」とは何を意味しているのか。
実は「南北統一の鍵を握っている」という意味の「鍵」なのである。
それほど重要な師団だということだ。
しかも、第5師団は軍事境界線のすぐ南側を防衛するという非常に重要な任務を担っているのである。

文・写真=康 熙奉(カン・ヒボン)

BTSのJINが入隊する第5師団とは何か(後編)

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