韓国社会のルールブック「第41回・スープと肉料理」

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心地よい刺激に対する表現

スープ料理の発達はそれを食べるための道具としてスプーンを定着させた。同じく箸を使うアジアでも韓国だけが箸と同時にスッカラというスプーン(匙)を使う。
ご飯を箸ではなくスプーンで食べるのも韓国だけだ。食事のときに欠かさず出るスープ料理の出汁と具を食べやすくするためにスプーンが発達した。
韓国人がスープ料理をどれほど愛するか。
それは日常生活を見ているとよくわかる。
日本人がそばやうどんの麺の喉越しを楽しむように、韓国人は熱いスープが喉を通る感覚を楽しむ。
これも美味しさの1つとして認識している。
面白いのはそのときの表現だ。
韓国人は熱いスープを飲んでは「涼しい!」いう。
熱めの湯に浸かるときも「涼しい!」という。




これは物理的な温度ではなく、心地よい刺激を感じたときの独特の表現なのだ。それにしても、熱いものを「涼しい」というのは韓国人ならではの感覚だろう。

構成=康 熙奉(カン・ヒボン)

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