韓国社会のルールブック「第20回・酒の飲み方」

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誰が勘定を持つか

韓国の慣習では、年下が年上の前で酒を飲むのは生意気なので、失礼がないように横を向きながらコッソリ飲むのである。
ただし、ずっとそれをやられては、年上も落ちついて飲めない。
「横を向かなくていいよ」
そう年上が年下を促したり、逆に年下が年上に向かって「横を向かなくていいですか」と断ったりしている。
こんなやりとりこそ、日本から見たら「面倒くさい」と思うかもしれない。
酒の勘定でも割り勘はほとんどない。
結局は誰かがまとめて払うことになる。
この場合、払う人は暗黙の了解で決まっている。かならず年長者が率先して払うわけではない。




たとえば、「誘った人」「肩書が上の人」「お金を持っている人」「今日は絶対に払いたいと思っている人」「やっぱり年上の人」などが払う立場になる。
ただ、若者の間では、合理的なやり方だとして割り勘が見られるようになってきたのだが……。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

韓国社会のルールブック「第1回・老舗」

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韓国社会のルールブック「第21回・お客様は神様ではない」

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