韓国社会のルールブック「第5回・族譜」

このエントリーをはてなブックマークに追加

膨大な記録

各一族には「宗親会」と呼ばれる長老会のような組織があり、そこが族譜の編集を受け持つ。
日本では、数百年にわたる家系図がある家のほうがずっと少ないだろう。一般的な家庭なら、5代以上も前の先祖の名前を知らない場合が多いはずだ。
しかし、韓国では自分が一族の30代目であろうと40代目であろうと、先祖をどこまでもさかのぼって初代までたどりつくことができる。
すべては、何百年にわたって族譜を延々と編集し続けてきたおかげである。そのために、どれだけの労力が費やされてきたことであろうか。
気の遠くなるような話だ。その労力を他のことに使えば、どれほど国土の発展に結びついたことか。




しかし、経済の停滞をいかに招こうとも、当時の人々は先祖から族譜を受け継ぎ、さらに子孫に継承していった。
私も族譜を読む度に、この膨大な記録を作り続けてきた人々の継続性に、ただただ驚かされる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

韓国社会のルールブック「第1回・老舗」

韓国社会のルールブック「第2回・料理」

韓国社会のルールブック「第6回・鉄道」

ページ:
1 2

3

関連記事

  1. 韓流スターの名前を調べてみよう「第1回/歴史的な伝統」

  2. 韓国社会のルールブック「第4回・バス」

  3. 朴槿恵スキャンダルで韓国ドラマがもっと面白くなる

  4. 今年の韓国を漢字一文字で表すと『悪』

  5. 激動の芸能界!巨大化する韓国の芸能事務所

  6. 2017年の韓国テレビ界は「混乱の1年」だった

  7. 韓国の人がラーメンを鍋に入れたまま食べる理由は?

  8. 韓国で特別にワカメスープを飲む意味は?

  9. 韓国ではお寺がどこにある?

PAGE TOP