パク・ソジュンのスケールが大きい演技を堪能!

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パク・ソジュンは社会現象を巻き起こすほど大人気となった『梨泰院クラス』の前に『キム秘書はいったい、なぜ?』に主演していた。この2つの作品はテイストがあまりに違っていた。そのあたりを比較してみると……。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




2つの役

日本では今、NHK・BSプレミアムでパク・ソジュン主演の『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』が毎週日曜日に放送されている。
とにかく、パク・ソジュンが主演したドラマを見る機会が本当に多いのだが、彼は『キム秘書はいったい、なぜ?』では究極のナルシストの役を演じた。
そのキャラクターは、財閥の御曹司であらゆるものを手に入れ、自分の容姿にも惚れぬいているほどだった。
そして、世界は自分のためにあると考えていた男が、キム秘書という身近な存在に気づき愛を告白しようとした。
しかし、これがまったく相手にされないのだ。それは、思いもしないことだった。それからナルシストの苦悩が始まる。
今までの絶対的な自信と愛する人の愛を得られない挫折、この落差を『キム秘書はいったい、なぜ?』は面白く描いていた。典型的なラブコメであり、それをパク・ソジュンは楽しんで演じていた。




一方の『梨泰院クラス』は作風がまったく違う。ストーリーは完全な復讐劇だ。
パク・ソジュンが演じた主人公パク・セロイは最愛の父親を殺されてしまい、巨大な敵となった外食産業トップのチャンガ・グループのチャン・デヒ会長に立ち向かっていく。
パク・セロイには頼もしい仲間たちがいて、梨泰院を舞台にやがて外食産業のトップになろうという大きな野望を持った。その成長する過程が『梨泰院クラス』の最大のポイントだった。
このように、『キム秘書はいったい、なぜ?』と『梨泰院クラス』はあまりに違いすぎるドラマだった。
それでもパク・ソジュンは多彩な演技力で、ラブコメと復讐劇を高いレベルに完成させた。
そんな彼は今、映画出演に精力を注いでいる。パク・ソジュンのスケールが大きい演技が、今度は大型スクリーンで堪能できる日も近い。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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