兵役を終えて芸能界に復帰したド・ギョンスは、新たな作品に取り組んでいるが、今までの作品を振り返るとなると、やはり『100日の郎君様』を何度でも見たくなる。彼は本当に素敵な演技を披露していた。
このドラマの真骨頂は?
『100日の郎君様』は、ド・ギョンスの俳優センスが大いに発揮されたドラマだ。
このドラマで彼が演じた役は世子(セジャ)のイ・ユルだった。
子供のときに悲しい出来事に見舞われ、大人になっても心を閉ざしている。そのために常に不機嫌で、周囲の人たちを困惑させてばかりいた。
そんなイ・ユルが暗殺団に狙われ、かろうじて助かったが記憶喪失になってしまった。そのうえで、村人として別人の人生を歩むことになる。それがウォンドゥクだ。
ウォンドゥクは、ホンシム(ナム・ジヒョンが演じている)と夫婦になったのだが、かつては世子という王族だったので、まるで庶民の生活というものがわからない。
こうして、ウォンドゥクのダメ亭主ぶりが次々と明らかになっていった。
特に、高利貸しに騙されて、高価な品物をたくさん買ってしまったのは致命傷だった。これではホンシムが激怒するはずだ。
それでもウォンドゥクはずっととぼけたままだ。飄々として演じるド・ギョンスは、見ているほうがニヤニヤしてしまうほどだ。
そんなウォンドゥクが徐々に輝きを増していって、やがては記憶を取り戻して世子として堂々たる姿に変わっていく。
そうした変化をたっぷり楽しめるのが、『100日の郎君様』というドラマの真骨頂だった。
構成=「ロコレ」編集部
『100日の郎君様』でド・ギョンスの演技が本当に楽しかった!
『100日の郎君様』のド・ギョンスのとぼけたダメ亭主ぶりがどうなるか
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