コン・ユとチョン・ユミが主演する映画『82年生まれ、キム・ジヨン』は、2019年5月上旬に撮影がすべて終わった。そして、映画は2019年10月に韓国で公開され、1年後の2020年10月に日本でもロードショーとなった。
幸福な現場
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のクランクアップが話題となったのは、2019年5月6日のことだった。
同作に出演している女優のキム・ミギョンが自身のインスタグラムに、撮影終了後の打ち上げの写真を掲載したのである。
そこには、彼女とともにスタッフや俳優が写っていた。
もちろん、コン・ユの姿もあった。
キム・ミギョンといえば、韓国ドラマでも特に出番が多い女優の1人で、その名前を覚えていなくとも顔を見ればすぐにわかる人だ。
このキム・ミギョンがインスタグラムでは写真とともに「とても幸福だった(撮影)現場」という言葉を添えている。
その「幸福」という言葉からも、『82年生まれ、キム・ジヨン』の撮影現場がいかに充実していたかがわかる。
この映画は、2016年に発刊されて韓国で130万部以上が売れた小説『82年生まれ、キム・ジヨン』が原作だ。
小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の内容は、社会で女性が負う重圧を現実のままに表現したもので、日本でも翻訳本が出て大きな話題になっている。
主役の夫婦を演じているのがコン・ユとチョン・ユミだ。
チョン・ユミが主人公のキム・ジヨンに扮していて、コン・ユは夫のチョン・デヒョンの役を演じている。
コン・ユとチョン・ユミは『新感染 ファイナル・エクスプレス』など何度か共演しており、息もピッタリだ。
また、コン・ユにとっては、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』以来の作品となっただけに、ファンとしても彼の演技をたっぷりと堪能できたことだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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