パク・ソジュンは『キム秘書』と『梨泰院クラス』をやりきった!

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

2020年3月に韓国で放送が終わった『梨泰院クラス』は、日本でNetflixで配信され大人気になった。主演のパク・ソジュンは、『梨泰院クラス』の前に『キム秘書はいったい、なぜ?』に主演していた。2つの作品はテイストがあまりに違っていた。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




多彩な演技力

『キム秘書はいったい、なぜ?』でパク・ソジュンが演じた役は究極のナルシストだった。財閥の御曹司であらゆるものを手に入れ、自分の容姿にも惚れぬいているほどだった。
世界は自分のためにあると考えていた男が、キム秘書という身近な存在に気づき愛を告白しようとした。
しかし、これがまったく相手にされないのだ。それは、思いもしないことだった。それからナルシストの苦悩が始まる。
今までの絶対的な自信と愛する人の愛を得られない挫折、この落差を『キム秘書はいったい、なぜ?』は面白く描いていた。典型的なラブコメであり、それをパク・ソジュンは楽しんで演じていた。
一方の『梨泰院クラス』は作風がまったく違う。ストーリーは完全な復讐劇だ。
パク・ソジュンが演じた主人公パク・セロイは最愛の父親を殺されてしまい、巨大な敵となった外食産業トップのチャンガ・グループのチャン・デヒ会長に立ち向かっていく。




パク・セロイには頼もしい仲間たちがいて、梨泰院を舞台にやがて外食産業のトップになろうという大きな野望を持った。その成長する過程が『梨泰院クラス』の最大のポイントだった。
このように説明していても、『キム秘書はいったい、なぜ?』と『梨泰院クラス』はあまりに違いすぎるドラマだ。
それでもパク・ソジュンは多彩な演技力で、ラブコメと復讐劇を高いレベルに完成させた。本当に奥が深い俳優だ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

『キム秘書』で自分と逆の役を演じたパク・ソジュンの変化とは?

ナルシストを演じさせたら『キム秘書』のパク・ソジュンが最高だ!

パク・ソジュン主演『梨泰院クラス』を見ればパク・セロイがみんな好きになる

日本でも人気のパク・ソジュン主演『梨泰院クラス』!本当にすごいドラマだ

パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』は魂を揺さぶられるドラマだった

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る