『不滅の恋人』歴史解説!首陽大君は安平大君をなぜ死罪にしたか

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

甥の端宗(タンジョン)から王位を強奪しようとした首陽大君(スヤンデグン)は、1453年に端宗の後見人だった金宗瑞(キム・ジョンソ)を襲撃して彼を排除した。それが、朝鮮半島の全土を震えあがらせた癸酉靖難(ケユジョンナン)の始まりだった。

偽りの王命

首陽大君の側近たちは都のすべての城門を占領したうえで、首領である首陽大君を迎えた。
首陽大君は彼らを連れて宮廷に入った。「金宗瑞さえ抹殺すれば残党を恐れることはない」と言った首陽大君の話の通りとなった。
首陽大君は端宗に対してこう報告した。
「安平大君(アンピョンデグン/首陽大君の弟)と金宗瑞が共謀して反逆をたくらんでいることを突き止めましたが、ことを急ぐゆえ、主上(チュサン/王のこと)に申し上げることができず、首謀者の金宗瑞をまず誅殺しました」
さらに、首陽大君は付け加えた。
「これから主上を助けて、残党を成敗します」
そのように宣言したあとで王宮を占領して、偽りの王命で大臣たちを呼び寄せた。




理由も知らずに慌てて王宮に参内した大臣たちの中で、金宗瑞の同志だった皇甫仁(ファンボ・イン)や他の有力な高官たちはその場で殴り殺された。
(ページ2に続く)

『不滅の恋人』のイ・ガンのモデルは甥から王位を奪った世祖(セジョ)!

放送が後半に入った『不滅の恋人』の史実を解説する!

『不滅の恋人』が描く時代の史実はどうだった?

「張禧嬪(チャン・ヒビン)よりトンイが悪女!」と言える3つの根拠

『七日の王妃』主人公の端敬(タンギョン)王后!離縁後の人生は?

ページ:

1

2 3

関連記事

  1. 燕山君はどんな国王だったのか

  2. 康熙奉の朝鮮王朝秘話!英祖と思悼世子の確執3

  3. 英祖と思悼世子の物語3「自決の強要」

  4. 『イ・サン』が描いた英祖と思悼世子の悲劇とは?/時代劇特選1

  5. トンイの本当の「裏の顔」を暴いてみると?

  6. 朝鮮王朝で有名な三大悪女!

  7. 朝鮮王朝で一番ひどい極悪ファミリーとは?(歴史人物編)

  8. 朝鮮王朝三大悪女の中で一番悪女でないのが張禧嬪(チャン・ヒビン)!

  9. 【時代劇が面白い】なぜ燕山君は王になれたのか

PAGE TOP