BTS(防弾少年団)の兵役が間近に迫ってきたら、ファンがぜひ知っておきたいのが「同伴入隊」の制度だ。なぜ、この制度を理解しておく必要があるのか。それは、彼らがこの制度を活用するかもしれないからだ。
心強い制度
果たして、「同伴入隊」とは何だろうか。
これは、友人や親戚同士の2人が一緒に入隊して最後まで同じ部隊で軍務を行なう制度である。
実際のところ、入隊するのは誰もが不安である。そうした不安をやわらげて、軍務に集中できるようにする制度が「同伴入隊」なのである。
これをBTSが活用するのではないか、と韓国のメディアが報道している。
実際は、どうすれば親しい友人と「同伴入隊」ができるだろうか。
まず、3カ月前に兵務庁に申請書を出して、審査を受ける必要がある。
兵務庁の審査に合格すれば、親しい人と一緒に入隊して、同じ施設で5週間の新兵訓練を受ける。
この場合の新兵訓練は、前線にある部隊の新兵教育隊で行なうことが多い。
新兵訓練は5週間で終わるが、その後も2人一緒というのは変わらない。
結局、除隊まで友人と共に兵役を全うできる。
これは本当に心強い。
仮にBTSが「同伴入隊」を活用しようとすると、メンバーは7人なので2人ずつ3組が「同伴入隊」で入隊することもできる。
あくまでも、可能性の問題ではあるが……。
いずれにしても、BTSの兵役を考える際に「同伴入隊」は重要なキーワードになるかもしれない。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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