爽やかなパク・ボゴム!試練が与えた優しさ(再読版)

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『雲が描いた月明り』で、芯の強い世子(セジャ)の役を好演したパク・ボゴム。『ボーイフレンド』では純粋な青年を演じた。彼の少年時代には、様々な試練があった。それを乗り越えたからこそ、いまのパク・ボゴムがあるのだろう。

『ボーイフレンド』に主演したパク・ボゴム

厳しい境遇

記者会見やインタビューなどでパク・ボゴムに会った人は、誰もがその優しさに魅了される。物腰が柔らかくて、周囲の人への気遣いが溢れていて、さらに謙虚な姿勢を保っている。
「よほど育ちがいいのかな」
そう思うのが当たり前なのだが、実際のパク・ボゴムはそうではなかった。
彼は、厳しい境遇の中で成長している。小学生のときに母親が亡くなっており、とても辛い日々を過ごした。
中学生のときは父親が起業したのだが、多額の借金を背負ってしまい、なんと中学生のパク・ボゴムも連帯保証人として負債がのしかかってきたという。その精神的な重圧たるや、いかばかりだっただろうか。さらには、俳優活動を始めたあとも、負債のために自己破産をせざるをえなかった。




こうした出来事を振り返ってみても、パク・ボゴムには様々な試練があったと言わざるを得ない。
(ページ2に続く)

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