最近の芸能界を見ていて、イ・ジュンギほど持続して主演作を撮り続けている俳優は他にいなかった。しかし、2019年に彼は連続ドラマの主役になっていない。これは本当に珍しいことなのだ。
ファンに最高の自分を!
イ・ジュンギが兵役を終えて芸能界に復帰したときの第1作は、2012年の『アラン使道伝』だった。
以後もイ・ジュンギは1年に必ず主演作を撮っていた。
そのラインナップを見てみよう。
◆2012年『アラン使道伝』
◆2013年『Two Weeks』
◆2014年『朝鮮ガンマン』
◆2015年『夜を歩く士(ソンビ)』
◆2016年『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』
◆2017年『クリミナル・マインド』
◆2018年『無法弁護士』
素晴らしい作品群である。毎年1作ずつ連続ドラマに主演し続けたという意味で、イ・ジュンギの俳優としてのパワーは並大抵ではなかった。
しかし、2019年は「空白の1年」になった。
なぜ、主演作がなかったのか。
彼の魂を揺さぶるような作品がなかったから、としか言いようがない。
だが、イ・ジュンギは決してジッとしているわけではなかった。
日々のトレーニングを欠かさず、ストイックに過ごしてきた。
彼はこう語っている。
「作品ごとに自分に与えられたキャラクターについてどういうふうに消化していくのか、ということは、僕にとっては新しい挑戦です。そして、その挑戦自体がすごく刺激的だと考えています」
この言葉のように、いつ刺激的な作品企画に出会うかわからない。そのときに向けて、準備を怠っていない。常に備えているのだ。
「ファンに最高の自分を見せたい!」
強くそう思い続けて、今日もイ・ジュンギは厳しいトレーニングを続けている。
文=「ロコレ」編集部
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