ヒョンビンの周囲の人々は彼を「まっすぐ生きている人」と評価する。それは、人間ヒョンビンとしても、俳優ヒョンビンとしても同様だ。そんなヒョンビンが、自ら志願して海兵隊に入隊したのは、2011年3月のことだった。
新しいキャリア
ヒョンビンが海兵隊に入隊したことは、ファンを大いに驚かせた。なぜなら、海兵隊は軍隊の中で一番訓練が厳しいことで有名だからだ。
いくら兵役だったとはいえ、ヒョンビンが自ら過酷な環境に進んだことは意外だった。しかし、ヒョンビンにしてみれば、意外でもなんでもなかった。
「自分の内面を探せる時間は貴重だと思います」
ヒョンビンは海兵隊に入ってこう語っている。
新しい自分を見つけるために、彼はあえて厳しい状況に自分を放り出そうとしたのだ。勇気がある俳優なのだ。
除隊して芸能界に復帰したヒョンビンは、2014年に『王の涙-イ・サンの決断-』に主演した。
この映画でヒョンビンは逞しい国王像を作り上げた。何よりも、弓を引くときの背中の筋骨隆々ぶりがまぶしかった。
海兵隊の厳しい訓練をやり遂げたことで、ヒョンビンは自分の俳優人生に「強さ」という新しいキャリアを加えた。
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除隊したばかりの大物俳優たちはヒョンビンやソン・ジュンギになれるか?
『アルハンブラ宮殿の思い出』を見るとヒョンビンの絶頂期がわかる!