韓国のビックリ/追記編3「死罪」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

江戸時代に士農工商の最上位にいた武士が死罪を命じられたとき、名誉ある死に方は切腹だった。腹を切り刻むわけなので、とてもむごいことなのだが、それが武士にとっては誇りを保てる死に方だった。一方の朝鮮王朝は、どうだったのだろうか。

賜薬と呼ばれた

1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝。その時代に、高貴なお方が死罪を命じられたときは、毒薬を呑んで絶命するのが名誉ある死に方だった。
毒薬は国王が賜る形を取るので、その死罪のことは「賜薬(サヤク)」と呼ばれた。毒薬の中身は砒素とトリカブトだった。




韓国時代劇を見ていると、毒薬を呑んだ高貴なお方がアッという間に息絶えるが、実際にそんな即効性はなかった。
呑んだ人は5時間くらい苦しんでから死ぬのが当たり前で、中には一晩中も悶々と苦しんだ人もいたという。確かに、名誉ある死に方なのだが、肉体的にも精神的にもむごい方法だったのである。
朝鮮王朝ではなぜ高貴なお方は毒を仰いで死んだのか。(ページ2に続く)

韓国のビックリ/追記編4「バス」

韓国で働く日本女性が強烈に実感することは?

韓国で暮らす日本女性が不満に思うことは?

韓国で働く日本女性が強烈に実感することは?

韓国女性の生き方〔第1回〕

ページ:

1

2

関連記事

  1. 韓国のビックリ/追記編35「芸能人と政治」

  2. 韓国のビックリ/追記編18「物を売る人々」

  3. 韓国のビックリ/追記編23「韓国のスポーツ事情」

  4. 韓国のビックリ/追記編27「並ぶのは時間の無駄」

  5. 韓国のビックリ/追記編19「歴史の教訓」

  6. 韓国のビックリ/追記編11「タクシー」

  7. 韓国のビックリ/追記編37「韓国を象徴する色は?」

  8. 韓国のビックリ/追記編29「世界最低水準の少子化」

  9. 韓国のビックリ/追記編2「料理」

PAGE TOP