5月27日(現地時間)にアメリカのビルボードが発表したニュースによって、韓国では大騒ぎになった。それは、防弾少年団(BTS)の最新アルバムである『LOVE YOURSELF 轉‘Tear’』(「轉」は「転」の旧字体。韓国では今も「轉」が使われている)が、「ビルボード200」の1位を獲得したというニュースだった。
2006年以降では初めて
ショービジネスの本場「アメリカ」。
ここで成功することがどれだけ大変なのか。そのことは、音楽に携わっている人ならば誰もがよく知っていることだろう。
そんなアメリカにおいて、「ビルボード」は、音楽ランキングの権威。そのランキングで1位を確保するというのは最大の栄誉なのだが、それを防弾少年団がやってのけた。
彼らが1位を取った「ビルボード200」というのは、アルバムの売り上げ、トラック別の売り上げ、ストリーミング回数などを総合させたランキングで、アメリカで最も人気のあるアルバムを順位付けしたものだ。
今回の防弾少年団の快挙が本当に凄いのは、英語でないアルバムがランキング1位になったということだ。
それは、2006年以降では初めてのことである。(ページ2に続く)