韓国のメディアは平昌(ピョンチャン)オリンピックでは当然ながら自国の選手の活躍を大々的に報道しているが、羽生結弦の優勝に関しては別格の扱いで大きく伝えている。そのことは、彼がいかに韓国でも注目されているかを証明していた。
感激の涙
羽生結弦の優勝を情緒的に報じたのが『ソウル新聞』だ。
記事は次のような内容だった。
「アジアのフィギュア選手として初めてオリンピック2連覇が確定した瞬間、羽生結弦の目は涙で光った。昨年、致命的な怪我を負いながら、男子の最強であることを再び証明したあとに流した感激の涙だった」
韓国を代表する通信社の『聯合ニュース』は、羽生結弦の記事を一面トップで大々的に報道している全国紙をたくさん集めた写真を載せて、日本がいかに羽生結弦の快挙に熱狂しているかを視覚的に伝えた。
『ヘラルド経済』は、「羽生結弦はその容姿とは違って平素から自信にあふれた性格を持っていることで知られている。特に、ぬいぐるみが好きなことでも有名だ」と報じながら、そのスター性を熱く紹介していた。(ページ2に続く)
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