通常は「割り勘」をしないのが韓国のスタイル

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若者の間では割り勘が増えている

学校や会社の先輩・後輩、年齢の違う人たちが一緒に食事をするときは、目上の人が勘定をするのが一般的です。
これは年下の者が目上の人を敬う一方で、年上の人は年下の者の面倒を見てあげるという儒教思想に基づく考えです。
とはいっても、いつも支払う人が決まっているわけではなく、その場の雰囲気で決まることもあり、会計の時に伝票の奪い合いになったりします。




割り勘が当たり前の日本人からみると、韓国の「おごったり、おごられたり」という関係が心の負担にならないのか心配になりますが、韓国の習慣がもともとそうなので、誰もがうまく会計を仕切っています。
とはいえ、最近では韓国でも若者を中心に割り勘が少しは増えてきました。
「合理的で便利だ」
そう言う若者もいます。彼らがもっと歳を重ねたら、韓国の食堂でも「ダチペイ」が普通に見られるかもしれません。

文=「ロコレ」編集部

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