通常は「割り勘」をしないのが韓国のスタイル

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

日本では年齢がバラバラなグループが居酒屋で飲んでいたとしても、支払いになると「割り勘」という方式が普通に行なわれています。しかし、韓国はそうではありません。グループで食事をしたときでも、割り勘はほとんど見られません。

さて、勘定は誰が払うのでしょうか?

収支としては一致する

たとえば、友人同士の場合、食事に誘った人が代金を支払うのが基本です。この背景には水臭いことを言わなくても、誘われた人がいつかお返ししてくれて、収支としては一致するだろうという暗黙の了解があるようです。




あるいは、一次会はAが払って、二次会はBが払い、その次はCが……というケースも見られます。
そういう韓国から日本に来た人が、居酒屋の会計時に1円単位まで割り勘している日本人を見て驚愕した、というのはよく聞く話です。
韓国では割り勘のことをよく「ダチペイ」と言います。これは英語の「ダッチ・ペイ(オランダ人の支払い)」が韓国的な発音になったものです。
ニュアンスとしては、イメージがいい言い方とは言えません。それほど、韓国では割り勘に抵抗を感じる人が多いということです。(ページ2に続く)

新婚生活を始めた直後の新婦がチョゴリを着る理由

韓国で自転車に乗る人がとても少ない本当の事情

韓国は、鼻と目と耳と舌で感じる国だ

固定ページ:

1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る