韓国ドラマに屋根部屋が数多く登場する理由

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ドラマにもピッタリ

高台にあって見晴らしがいい屋根部屋は、家賃が高くても良さそうなものです。しかし、ソウルは坂が多く、「低い位置には飲食店などの繁華街、高い位置には閑静な住宅街」という形で街が広がっているため、見晴らしのいい位置に住むことはそれほど難しくありません。




さらに、韓国では高層マンションが林立していて、一般的な収入レベルの人でも見晴らしの良い眺めを得ることができます。
以上の理由からも、韓国では「屋根部屋=家賃が安い部屋」というイメージが定着しています。したがって、若くて貧しい登場人物が住む場所としてビジュアル的にもピッタリなので、ドラマでもよく使われているのです。
それにしても、「屋根部屋のプリンス」というのは奇妙なタイトルです。屋根部屋にプリンスが住むはずがないのですが、意表をつくギャップがドラマの面白さを際立たせていました。

文=「ロコレ」編集部

韓国とドラマの素朴な疑問に答えます〔第1回〕

韓国ドラマの根幹をなす「恨(ハン)」とは何か

韓国の芸能記者が語った「日韓のドラマの違い」

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