俳優のチ・チャンウクが、8月14日に鉄原(チョロン)にある第3師団の新兵教育隊に入隊した。これから21カ月にわたる彼の兵役がスタートしたのである。
その名も「白骨部隊」
現役兵として陸軍に入隊した場合、新兵教育を受ける場所は主に2つある。一番多くの新兵が入るのが、韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所だ。
ここは新兵教育専門の施設で、決められたシステムに沿って5週間の新兵訓練が行なわれる。それが終了すると、兵役履行者は他の師団に移っていく。つまり、この施設は最初の5週間だけいるところなのだ。
一方、韓国各地にある師団の新兵教育隊に入るケースもある。すべての師団に新兵教育隊があるわけではないが、およそ22カ所の師団に新兵教育隊が存在する。
今回、チ・チャンウクが入ったのは、第3師団の新兵教育隊だ。鉄原にある第3師団と言えば、別名で「白骨部隊」と呼ばれており、勇猛な兵士が鍛えられる師団として有名である。
何しろ、鉄原は朝鮮戦争のときの激戦地だ。ここは有事の際にソウルを防衛するための大事な拠点となる。そこを防衛している第3師団としても、精鋭の兵士を集める必要があるのだ。それゆえに、第3師団は他の師団と比べても一目置かれている。(ページ2に続く)