特権階級の癒着問題/韓国の今を考える3

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社会正義としての機能は?

言論としてあるべき姿勢を捨てて、一部の特権層と癒着する構造を抱えているのが、韓国の大手メディアの現状です。
2015年に公開されて大ヒットした映画『インサイダーズ/内部者たち』では、政治家と財閥と大手メディアがグルになっていました。
彼らはお互いの利益を守るために不正を働きます。最初、映画は「アレンジだ。誇張しすぎ」などと言われましたが、朴槿恵と崔順実の事件が起こったあとは、むしろ描写が弱いとまで言われています。




この映画で有名になったセリフが「どうせ大衆は犬や豚です。犬や豚を気にすることはないです。適当に吠えたら自ずと静かになるでしょう」というものです。
ただの映画のセリフだと思いましたが、実際このような表現を言った高位官僚がいました。その官僚は2016年に新聞記者たちとの食事の席で身分制度を擁護し、99%の階層を犬や豚だと卑下する発言をしました。
当然、官僚は罷免されましたが、そのような考えを持っているのが果たして1人だけだと言えるでしょうか。
韓国の特権層には傲慢なやり方が多いのですが、それを正すべき大手メディアが、むしろ特権層と癒着しているところに韓国の根深い問題があります。

文=朴 敏祐(パク・ミヌ)

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