現代韓国の問題点/韓国の今を考える1

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「有銭無罪!無銭有罪!」

経済成長の立役者と言われる朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領は、経済発展の功績もありますが、その代わり民主主義に反する独裁政権を作り上げ、それを維持するために、人権を極端に抑圧したという欠点も持っていました。この時、多くの韓国国民は自分たちが奪われたものが何かを十分に知ることができませんでした。
朴正熙は1979年に暗殺され、やっと独裁政権が終わって主権が国民に戻ってくると思ったら、全斗煥(チョン・ドゥファン)が軍事クーデターでまた政権を奪いました。その間、韓国の社会は少数の財閥と上位の官僚で再編されたのです。
1987年6月の民主抗争でやっと国民は民主主義を手に入れましたが、特権層中心の社会の副作用は極端な反感として出ました。当時、韓国社会を驚かした凶悪犯罪には富裕層に対する憎悪から始まったものが多かったのです。




特に池康憲(チ・ガンホン)脱走事件は象徴的でした。
池康憲は「たかが560万ウォン(約56万円)の窃盗を犯した自分は17年も懲役を食らったのに、全斗煥の弟は600億ウォン(約60億円)も横領して7年の懲役(実際には2年で釈放)で済んだのは不公平だ」と怒りました。不満を持った池康憲と収監者たちが移送中に逃走し、ソウルの真ん中の民家で人質を取って立てこもったのが事件の全貌です。
その様子がテレビで中継され、全国民を驚かせましたが、その時に首謀者の池康憲が叫んだ「有銭無罪!無銭有罪!」という言葉は、今も韓国社会の裏を表す言葉として有名です。(ページ3に続く)

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