韓国におけるアイドルグループの作られ方

このエントリーをはてなブックマークに追加

大きな夢を見るのが若者の特権

さらに朴敏祐氏が語る。
「たとえデビューできたとしても、練習生はそれまで長い時間を辛抱しなければならないのです。少女時代のメンバーの練習生期間を見ると、一番長い場合が6年6カ月、一番短いメンバーが2年7カ月で、平均が5年間でした。このように長い時間が必要なのは、所属事務所がまず練習生を確保しておいた後、企画したグループにマッチする練習生を選ぶからです」
つまり、朴敏祐氏の言葉によると、練習生は所属事務所が自分に合うグループを企画するまで、ひたすら待つしかないということなのだ。




所属事務所は、長い時間観察して各人の能力とキャラクターを十分に見極め、そのうえで最適な練習生を選んでグループを組ませている。それでこそ、企画できるグループの幅が広くなるというわけだ。
こうして、多くの練習生が厳しい練習を積み、幸運に恵まれた人がグループの一員になってデビューするが、成功の確率は低いと言わざるをえない。
毎年多くの新人グループがデビューするが、数年後まで生き残るのはほんの一部なのである。
それでも、練習生たちは大きな夢を見る。それこそが、若者の特権である。成功するにしても、そうでないにしても、目標がある人生は美しい。

文=「ロコレ」編集部

韓国の芸能界はこうなっている!「俳優はつらいよ」編

韓国で芸能界をめざすのはハードルが高すぎる

「外注制作はつらいよ」という韓国ドラマの制作状況!

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る