チャン・グンソクは韓国の芸能界においても異質な存在だ。この場合の「異質」とは、マルチな才能を発揮している、という意味である。子役からスタートして20年におよぶ俳優経験を誇る彼は、ステージにおいては独創的なアーティストぶりを発揮しているし、実際に大学院で映画の演出を学術的に研究している。ここまで多才なスターは、ちょっと見当たらない。
オーディエンスアワードを受賞
チャン・グンソクが監督をして製作された『偉大なる遺産』は、国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017のオフィシャルコンペティションで、観客の投票で決まるアジア・インターナショナル部門のオーディエンスアワード(観客賞)を受賞した。
同作品は7月16日より、横浜ブリリアショートショートシアターで上映される予定になっている。
さらに多くの観客が、『偉大なる遺産』のスリリングな展開を堪能できるだろう。
この作品の製作で見せたチャン・グンソクの才能は、今後もどのように発展していくのだろうか。(ページ2に続く)
チャン・グンソク主演『テバク~運命の瞬間(とき)~』の時代背景がわかる!