身をもって体験すること
画一的でなく多様なキャラクターを演じ分けることが、韓国の俳優の一番のやり甲斐だと言われている。
確かに、イ・ミンホも様々な役に取り組んできた。しかし、今後の2年間で自ら率先して福祉活動に専念するということは、俳優を続けているだけでは想像もできないことを、身をもって体験することにつながる。これこそが、俳優としての奥行きを広げることにつながる。
兵役にもいろいろな形がある。現役兵として国防の強化に貢献する道もあれば、義務警察として社会の安全に寄与する道もある。さらには、社会服務要員として公共の仕事に従事する道もあるのだ。
イ・ミンホの場合は、福祉活動を通して兵役を全うすることになった。
兵役が終わって芸能界に戻ってきたときに、イ・ミンホはどう変わっているだろうか。福祉活動は彼をさらに成長させるキャリアになることだろう。
文=「ロコレ」編集部