絶対に見逃せない作品
「朋道佳のイチオシ15」からの引用をさらに続けます。
「『鬼<トッケビ>(原題)』にはもう一人重要な人物、死神(イ・ドンウク)が登場します。死神は現世での生を終えた人を天界へ引導する仕事をしています。
この作品を見て、死は“死”ではなく“生を終える”という言葉のほうがふさわしいのではないかと思うようになりました。
劇中では『人間には四度の生がある』とされています。この言葉を信じたくなる人には、信じるに値するほどの世界観がこの作品には実にうまく描かれています」
「コン・ユは、トッケビとして生きる寂しさや切なさ、時折見せるウンタクへのお茶目な恋心を見事に表現していて、視聴者の心を引きつけます」
「鬼、死神という想像上のキャラクターを見事に生かして作り上げたこの作品は、言葉では表現しきれない神秘の世界を人々の心に残した『歴史に残る名作』といえるでしょう」
以上のような文章に触れると、『鬼<トッケビ>(原題)』は絶対に見逃せない作品だと思えてくる。
百想芸術大賞の主要な賞を受けて、『鬼<トッケビ>(原題)』はますます話題になっていくだろう。
文=「ロコレ」編集部
『トッケビ』で見せたコン・ユとイ・ドンウクの競演に魅せられた!
コン・ユが導く『トッケビ』の世界が人間の生死を乗り越えていく