スケールが大きくなった
T「アーティストとしては、『東方神起はここからが始まりです』と言いました。すでに大きな成功を収めて、多くの後輩たちのあこがれの存在なのに、ですよ。ユンホが見上げている『高み』とは、どこまで高いのか。あるいは、目指しているものは一体どれほどのものなのか。アーティストとして、スケールが大きくなったと思います」
K「楊州(ヤンジュ)市への功績が認められて名誉市民になりましたね」
T「ええ。ユンホと何らかの接点を持った人から聞こえてくる話には大いにうなずけます。先任からの信頼も厚く、後任の面倒をよくみていたようです」
K「同僚にしても後輩にしても、ユンホみたいな兄貴がいたら心強いですよ。彼らが除隊したら、ユンホと一緒に軍務に励んだことをどれだけ知り合いに自慢することでしょうか。そういう意味でも、彼は素敵な贈り物を第26師団に残したんですよ」
T「師団内部での除隊式の様子がSNSにあがりましたが、その様子からも、どれだけ慕われていたのかがわかります。服務の姿勢、アーティストとして、そして人間性……見事に、誰もが頼れる素敵なモンスターの姿だったのではないでしょうか」
K「同感ですね。そして今後のことですが、私は彼にドラマに出てほしいと願っています。もちろん、ステージで本領を発揮するでしょうが、今回の兵役の経験を経て、俳優としての糧(かて)になる財産を得たのではないか、と思います。苦労してつかんだものを演技で表現してほしいですね」
T「ソロのステージも期待していますが、私もドラマに出てほしいと思います。とにかくオファーが殺到しているとのことですので、事務所もマネージメントの腕の見せどころですね」(ページ3に続く)
粛清(スクチョン)/朝鮮王朝おどろき国王列伝7
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