新しい可能性にチャレンジしていく
K「ファンの前で挨拶したとき、各国の人が自分の国名を叫んでいましたね。ユンホも顔ぶれを見て、日本のファンがよくわかっていたのでしょう」
T「ユンホのところにはソロ活動の話も来ていると思うのですが、その話はなく、未来の東方神起の話をたくさんしていたのが彼らしかったですね」
K「確かに、東方神起のことを強調していましたね」
T「ええ。『東方神起はこれからだ』というのも凄い言葉でした。また、『プライド』という言葉が何度か出てきました。東方神起のファンであるみなさんのプライドを守る、ということだったと思います」
K「やはり、ファンが誇りを持って応援できる人なんですよ」
T「そうだと思います。東方神起はずっと『~ING』だ、というのも印象に残りました。人気の上にあぐらをかくとか、立ち止まる気はさらさらないようです」
K「これからの東方神起に期待できますね」
T「言葉ではないのですが、話の途中でユンホが赤い風船を拾ったんです。『東方神起』とプリントしてあるものなんですが……。なんだか、愛しそうに持ったまま話を続けて、車に乗るときもそのまま持っていきました。東方神起へのユンホの深い想いが伝わってくるようなひとこまでした」
K「今後の活動について言及した部分では、どんなメッセージを感じ取りましたか」
T「ソロ活動については何も触れませんでしたが、新しい姿をお見せするというのは、そのことも含んでいるのかもしれません。東方神起は、これからもさらに新しい可能性にチャレンジしていくのだと思いました。チャンミンとも最近よく会うそうですから、2人で『これが東方神起だ!』というものを見せてくれると思います」
(後編に続く)
対談=M.TAKAHATA、康熙奉(カン・ヒボン)
写真=K.NISHIGAKI