韓流スターが自ら代表作を熱く語る3(ヒョンビン編)

このエントリーをはてなブックマークに追加

新しい正祖を演じたい

ヒョンビンはハ・ジウォンと共演したドラマ『シークレット・ガーデン』でも大人気を博した。
その後に兵役で海兵隊に入った。
海兵隊は韓国の軍隊の中でも「男の中の男」と言われるほど訓練が厳しい。ヒョンビンはそれを乗り切り、たくましいイメージを加えて芸能界に復帰した。
そして、選んだのが映画『王の涙 イ・サンの決断』(2014年)であった。
「私が作品を選ぶ基準は1つだけです。それはシナリオ次第ということです。シナリオの他には何も見ないですね」




こう語るほど、ヒョンビンはこの映画のシナリオに惚れ込んだ。それだけに、主演が決まったあとの意気込みも凄まじかった。
『王の涙 イ・サンの決断』は朝鮮王朝の22代王・正祖(チョンジョ)を描いている。ヒョンビンは、朝鮮王朝の正式な歴史書『朝鮮王朝実録』に出てくる正祖の記述をとても詳しく読み込んだ。そのうえで、「あえて、正祖を描いた他の作品を見ようとしませんでした」と語った。
つまり、自分なりに新しい正祖を演じたいと意欲をみなぎらせたのだ。(ページ3に続く)

韓流スターが自ら代表作を熱く語る1〔大ヒット時代劇編〕

韓流スターが自ら代表作を熱く語る2「チャン・グンソク編」

ヒョンビンが兵役入りする後輩たちに贈る金言

ページ:
1

2

3

関連記事

  1. 『九尾の狐とキケンな同居』はファンタジーな世界観をひたすら楽しむラブコメディ

  2. チョン・イルの新しい時代劇が楽しみだ!

  3. 『コッソンビ』は若き女主人とイケメン3人衆の青春群像劇!

  4. 『二十五、二十一』記憶の贈り物5「魔法の言葉」

  5. 会えなくても心で会える/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』4

  6. ずっと余韻が残る/マイ・ディア・ミスター礼賛4

  7. 『梨泰院クラス』の次に『キム秘書』を見るから痛快だ!

  8. 『梨泰院クラス』はまさに「蟻が象を倒す」物語なのだ!

  9. 『ウ・ヨンウ』入院中のチョン弁護士の元妻が『順風産婦人科』を差し入れた理由?

PAGE TOP