韓流スターが自ら代表作を熱く語る2「チャン・グンソク編」

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テバク25

俳優を続けている理由

チャン・グンソクは、『美男<イケメン>ですね』を上回る作品にしたいと情熱を燃やした。それが、次の発言につながっている。
「『美男<イケメン>ですね』のようなものを追求する俳優にかぎっていたのではないか、という疑念がいつもありました。(数え)30歳になります。今までのものを捨てて、『テバク』が新しいものを身につけられる作品になるのではないか、と思います」
つまり、気に入っていた『美男<イケメン>ですね』のイメージを覆してでも、『テバク』でチャン・グンソクは新境地を開こうとしたのだ。
結果はどうだったのか。




『テバク』は韓国では2016年3月から6月にかけて全24話が放送された。
放送が終了したあと、チャン・グンソクは満足感があふれるコメントを発表した。
「撮影現場では、若い俳優だけでなく、尊敬する先輩たちからもたくさんの指導を受け、さらに一緒に楽しく作品を作ることができて幸福でした」
「作品を通して、私が一体なぜ俳優を続けているのかという理由を見つけ出すことができました」
視聴率は最終回がちょうど10.0%。2ケタ台で締めくくっている。
特別に良い視聴率というわけではないが、数字以上にチャン・グンソクにとって忘れられない代表作になった。それが「俳優を続けている理由を見つけた」という言葉にあらわれていた。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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