側室の趙氏と結託
せっかちで強気な性格。それが、キム・ジャジョムに対する周囲の評価だった。
彼は目立つことを率先して引き受け、仁祖にも大いに気に入られた。
後に仁祖は趙(チョ)氏という女官が気に入って側室に昇格させたが、キム・ジャジョムはこの趙氏にも近づき、2人は様々な策略に手を染めていった。
ただし、キム・ジャジョムにも大ピンチがあった。
1636年12月に清が大軍で攻めてきたとき、キム・ジャジョムは作戦に失敗したのである。
結果的に、味方が敗走する原因を作ってしまった。
「処刑せよ」
キム・ジャジョムは対抗勢力から厳しく糾弾されたが、かろうじて命を助けられ、その後に復権している。(ページ3に続く)
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