朋道佳のイチオシ14『7番房の奇跡』

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冤罪の恐ろしさを再確認

ある日、警察庁長官の娘が殺害されるという事件の容疑者としてヨングは逮捕され収監されてしまいます。ですが、それは誤認逮捕。ある許しがたい理由からこのような冤罪が作られていったのです。
罪を犯してもいないヨングは、塀の中でイェスンに会いたいと懇願します。刑務所の中で房長の命を救ったヨングは、仲間たちの力を借りてイェスンに会うことができたのです。塀の中の仲間たちは、イェスンをヨングのいる監獄の中に連れてくることに成功。ここは韓国映画ならではのユニークな展開で、まさに奇跡的なシチュエーションにハラハラしてしまいます。




しかし、ヨングとイェスンが一緒にいられる時間はそう長くはないのです。ヨングにはあらぬことか死刑判決が下ってしまいます。
無実の罪で収監され、死刑判決が下ってしまう現実。この作品は実話がモチーフになっているだけに、冤罪の恐ろしさを改めて再確認する作品でもありました。
(ページ3に続く)

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