貞明(チョンミョン)公主の生涯4!『華政』(ファジョン)の主人公

このエントリーをはてなブックマークに追加

あまりに多くの敵を作りすぎた

綾陽君はクーデターを計画し、同志を募った。光海君に恨みを持つ人が次々に集まってきた。
綾陽君は周到に準備を進め、1623年3月13日の明け方に王宮に踏み込んだ。
光海君とその一派は迂闊(うかつ)だった。まさか、クーデターが起きるとは予測していなかったのだ。
虚を突かれた光海君は、逃走するのが精一杯だった。彼を守るはずの護衛軍も、その多くがクーデター軍に内通していた。




王としての光海君は、政治的に業績が多かった。異民族との外交も巧みだったし、庶民にとって減税となる政策も行なった。しかし、王位を守る過程で兄弟を2人も殺し、母にあたる仁穆王后を幽閉していた。
こうした非道な行為によって、あまりに多くの敵を作りすぎていた。結局は、人心を掌握できなかったことが致命傷になった。
逃亡した光海君を捕らえてから、綾陽君は使者を西宮に送った。仁穆王后にクーデターの成功を報告するためだった。
しかし、仁穆王后は意外な反応を見せた。(ページ3に続く)

貞明(チョンミョン)公主の生涯5!『華政』(ファジョン)の主人公

歴史解説!仁祖(インジョ)と貞明(チョンミョン)公主の確執
https://goo.gl/Imwzll

光海君(クァンヘグン)を追放した仁祖(インジョ)に大義名分はあるのか?
https://goo.gl/q7WhBu

固定ページ:
1

2

3 4

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る