自宅から役所に通う
社会服務要員は、国家機関、地方自治体、公共団体、社会福祉施設などで公益目的の業務を担当することになる。
配属先として一番多いのは役所である。そこで、他の公務員と同じような仕事をこなすことで兵役の遂行になる。
社会服務要員になった芸能人がよく配属されるのが、ソウル市の江南(カンナム)区役所だ。ここは、社会服務要員の受け入れ態勢が完備している役所で、常時60~70人の社会服務要員が勤務中だ。
勤務形態は他の職員と同じ。自宅から通い、決められた勤務時間に業務をこなしていく。給料に関しては、役所の職員とはまったく別で、現役兵として軍務をしている兵役対象者と同じ金額が支給される。(ページ4に続く)