まさに「神キャスティング」
人と人との出会いは本当に不思議です。それは男女に限ったことではなく、同性の友人でも同じことですよね。
でも、それが男女の出会いとなると話がちょっと違ってきます。まして既婚男女が出会って健全に友情だけを育んでいくことができるでしょうか。
これは永遠の課題かもしれませんが、やはり、このドラマの最大の見どころはそこにあります。
ドウの娘は不幸にも突然の交通事故で亡くなってしまいます。そんなドウの悲しみを一番癒してくれたのは、妻ではなく心優しいスアでした。スアもまたドウに対する自分の感情に戸惑うようになっていきます。
温かく包容力のあるドウの姿に魅了される女性も多いでしょう。素朴さの中に溢れる品格、温厚で優しい大人の男をイ・サンユンが見事に演じています。
演じているというより、あまりにも自然過ぎて、イ・サンユン自身がこういう人なのではないか、と思ってしまうほどです。
こういうのをまさに「神キャスティング」というのかもしれません。
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