義務警察や社会服務要員
兵役を義務警察で代替させることも多い。
特別に試験を受けて合格した場合に義務警察隊員になれるのだが、この場合には新兵訓練を4週間受けたうえで韓国各地にある地方警察庁に配属されていく。最近の韓国では大統領の退陣を要求するデモが相次いだが、こうしたデモの警戒を担当するのも義務警察の重要な任務の一つだ。
なお、義務警察に入った場合の兵役期間は新兵訓練を含めて21カ月。この期間は陸軍に入った場合と同様である。
また、持病などを理由に徴兵検査で4級の判定を受けると、社会服務要員になって兵役を履行する。わかりやすく言えば、役所などで勤務をするのだ。ただし、社会服務要員の場合も4週間の新兵訓練を受けることになっている。
ただし、社会服務要員の兵役期間は陸軍に入った場合よりも2~3カ月長くなる。(ページ4に続く)