歴史は繰り返す
27代王・純宗(スンジョン)は父の高宗に代わって即位したが、すでに植民地化を食い止められなかった。1910年に日韓併合が成立して朝鮮王朝が滅亡。必然的に純宗は王位を失った。
以上の国王の他に、毒殺で亡くなったと疑われているのは、12代王の仁宗(インジョン)、20代王の景宗(キョンジョン)、22代王の正祖(チョンジョ)である。
こうしてみると、朝鮮王朝の多くの国王が受難に遭っている。
韓国の大統領では、1960年の学生革命で亡命を余儀なくされた李承晩(イ・スンマン)の末路が哀れだった。
歴史は繰り返す。朴槿恵大統領も、燕山君や光海君や李承晩の二の舞になるのか。今後の展開から目が離せない。
文=康 熙奉(カン ヒボン)