韓国の国民はなぜ朴槿恵政権に怒っているのか

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56年前の二の舞になるか

世論調査によると、20代で朴槿恵を支持する人は0%だという。
経済成長をなしとげた朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の娘という知名度を生かして政権トップになった朴槿恵大統領だが、50代以上の保守層に支えられていても、若者たちからは支持されていなかった。しかも、20代の失業率が高い韓国では、政権に対する批判が根強い。




その中で起きた今回の朴槿恵スキャンダル。崔順実容疑者の周辺で次々に不正が明るみになっている。その元凶は怪しげな人を増長させた朴槿恵大統領だ、という意見が韓国で大勢を占めている。
1960年には李承晩(イ・スンマン)大統領が反政府デモによって退陣を余儀なくされている。今は韓国全土で「朴槿恵は退陣しろ!」という掛け声が飛び交っているが、果たして朴槿恵大統領が56年前の大統領退陣の二の舞になるのかどうか。韓国の混迷は今後も続きそうだ。

文=「ロコレ」編集部

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