「両班」を知れば韓国社会がわかる!

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両班(ヤンバン)というのは、中世の王朝の高麗(コリョ)時代から朝鮮(チョソン)王朝まで朝鮮半島を支配した階層をさす。西洋でいえば貴族に当たる。元々は文班(行政官吏)と武班(軍事官吏)の二つの官職を一緒に呼ぶ単語だったが、これが支配階級の全体を称する言葉として適用されるようになった。

リュ・シウォンは韓国でも特に有名な両班の出身である

リュ・シウォンは韓国でも特に有名な両班の出身である

名門出身のリュ・シウォン

東洋も西洋も中世と近世の社会は階級社会だったし、日本の武士階級のように韓国では両班が支配階級として民を治めていた。この両班の中のいくつの家門は長い期間権力の中心に立ち、屈指の名門として発展した。

その一つが、韓流スターのリュ・シウォンの家門である豊山(プンサン)柳(リュ)氏である(豊山は始祖の出身地を表す本貫〔ポングァン〕で一族の同一性を示す象徴)。




豊山柳氏は、現在韓国に1万4千人あまりしかいないと言われている。数は非常に少ないが、なんと高麗王朝時代から1千年以上も続いている名家だ。

彼らの本貫である豊山は、安東(アンドン)のあたりの古い地名で、安東の有名な観光地の河回(ハフェ)村には今も豊山柳氏の人たちが歴史と伝統を守って住んでいる。実際、河回村は韓国でも有数の両班の地域だ。

今も数百年前の家屋がそのまま残っているし、住民たちは1千年前から伝えられている伝統文化を保っている。

それだけに、村全体が重要文化財に指定されている。(ページ2に続く)

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