康熙奉(カン・ヒボン)の「日韓が忘れてはいけない人8」

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大事なのは一人ひとり

李秀賢さんが書いた就学理由の続きである

 

「学校で第二外国語として1年半くらい日本語を勉強してみたら、もっと日本語を詳しく勉強したいと思いました。そして、直接日本を体験してみたくなり、日本語の研修を決意しました。日本語学校の研修を通して、日本で見て聞いて感じたことを土台にして、韓国または日本の貿易会社に入社し、両国の交易に関する確実な第一人者になりたいと思います。




 

李秀賢さんは留学後にもずっと日本に住みたいという気持ちを持っていた。

彼にとっての日本とは?

スポーツクラブで使ったタオルをていねいに折り畳んでいる日本人を見て、「なんてマメなんだろう」と思い、道を尋ねたときに親切に対応してくれたことにも感心した。

ただし、外国人ということで差別を受けたこともあった。しかし、李秀賢さんは落胆しなかった。

「日本人にも韓国人にもいい人がいれば、そうでない人がいる。大事なのは一人ひとりなんだ」

そう感じて、なにごとも前向きにとらえた。しかし、まさか自分が異国で26歳という若さで生を終えるとは、夢にも思わなかったことだろう。

(後編に続く)

文=康 熙奉(カン ヒボン)

「韓流スターと兵役」をテーマにした康熙奉の講演会はこちらです。

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