ユンホを見守ってきたTakahataさんと私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)による対談の後編です。前編では、ユンホが所属する第26師団がある楊州(ヤンジュ)市の様子や、ユンホの1年間のステージを振り返ってみました。後編はその続きです。
仲間と深い友情と信頼を育む
康熙奉(以下、K)「入隊から1年が経って、ユンホさんのどんなところが変わりましたか?」
Takahata(以下、T)「軍楽隊の中のユンホさんは、初めは遠慮がちと言いますか、手探りで頑張っている感じがしました。けれど、最近は仲間の皆さんとも、すっかり打ち解けて余裕もできて楽しんでいるように見えます。周りの皆さんから見れば、ユンホさんが入ってすぐは、年齢はかなり上ですし(笑)、有名な芸能人ですし、でも階級は二等兵ですし、何というか……韓国語では「不便だ」とよく言いますが、やりにくい部分があったと思います。でも、今では、仲間と深い友情と信頼を育んできたんだろうなあ、と思う微笑ましい場面がたくさんあります」
K「それは、どんな場面でそう感じられますか?」
T「市民向けの野外公演では、舞台裏とステージの壁がない時もありますので、リラックスした素顔が見られます。最初はユンホさん側だけでなく、迎えた側にも遠慮があったように見えましたが、今ではブルムリ神起が紹介されるときに腕を組んだり、立ち位置を譲り合ったり、肩を組んだり、公演が終わればハグをしたり……。出番でないときは、仲間とじゃれ合っていると言いますか、皆さんとても楽しそうです。仲の良い仲間同士という感じですね」(ページ2に続く)