『テバク』の全24話の放送を終えて、チャン・グンソクは満足感があふれるコメントを発表している。もちろん、すべてに満足できたわけではなく、惜しいと思う部分もあったことだろう。それでも、『テバク』はチャン・グンソクにとって忘れられない作品になった。
『テバク』は多くのものを残した
週明けが急に寂しくなってしまった。
3月下旬からは、月曜日と火曜日に韓国で『テバク』の放送があり、このドラマを見ることが、いっときの習慣になっていた。
視聴率の結果にも一喜一憂し、週の前半は『テバク』のことを考えるのが当たり前だった。その『テバク』も6月14日に最終回が放送されてしまい、今週は久しぶりに『テバク』の放送がない週明けとなった。
ちょっとした虚脱感が残る。
一般の視聴者がそんな気分を味わっているほどだから、主役を務めたチャン・グンソクは、どんな思いで『テバク』のない日々を過ごしているのだろうか。
彼にしてみたら、感傷にふけっている暇はないかもしれない。7月には日本でツアーも開催される。その準備で忙しいはずだ。
それでも、チャン・グンソクは折にふれて『テバク』の一場面ずつを思い出しているに違いない。
それほどに、この作品は彼に多くのものを残した。(ページ2に続く)